生命倫理カウンセラーとは、海外のバイオエシシストを念頭に、生命倫理学者の水島淳が始めたばかりの仕事である。これは生と死の現場で、患者と医療者の間で、共に悩み答えのない答えを探っていく一人の新米生命倫理カウンセラーの物語。目次ケースⅠ トリアージ. 1ケースⅡ 積極的安楽死. 4ケースⅢ 脳死・臓器提供. 10ケースⅣ ロングフル・ライフ訴訟と反出生主義. 13ケースⅤ 知的障がい者は子どもをもうけてはいけないのか. 17ケースⅥ 人工妊娠中絶とパーソン論. 19ケースⅦ 「死にたい」と告白されたとき. 20ケースⅧ グリーフケア. 25※本書の事例はすべてフィクションです。わかりやすさを重視して書いています。実際の事例に当たる場合は物語のように簡単に解決がはかれる(答えが出る)わけではありません。ご注意ください。著者略歴水島淳一九九一年生まれ。大正大学大学院文学研究科修了(文学修士)。小説、論文、学術書からエッセイまで幅広く執筆活動を行う文筆家。学術的専門は生命倫理学、宗教学。現在は反出生主義研究会を主宰し、反出生主義の研究を中心に行っている。論文として「アニメ『ミュウツーの逆襲』と反出生主義」があ
生命倫理カウンセラーとは、海外のバイオエシシストを念頭に、生命倫理学者の水島淳が始めたばかりの仕事である。これは生と死の現場で、患者と医療者の間で、共に悩み答えのない答えを探っていく一人の新米生命倫理カウンセラーの物語。目次ケースⅠ トリアージ. 1ケースⅡ 積極的安楽死. 4ケースⅢ 脳死・臓器提供. 10ケースⅣ ロングフル・ライフ訴訟と反出生主義. 13ケースⅤ 知的障がい者は子どもをもうけてはいけないのか. 17ケースⅥ 人工妊娠中絶とパーソン論. 19ケースⅦ 「死にたい」と告白されたとき. 20ケースⅧ グリーフケア. 25※本書の事例はすべてフィクションです。わかりやすさを重視して書いています。実際の事例に当たる場合は物語のように簡単に解決がはかれる(答えが出る)わけではありません。ご注意ください。著者略歴水島淳一九九一年生まれ。大正大学大学院文学研究科修了(文学修士)。小説、論文、学術書からエッセイまで幅広く執筆活動を行う文筆家。学術的専門は生命倫理学、宗教学。現在は反出生主義研究会を主宰し、反出生主義の研究を中心に行っている。論文として「アニメ『ミュウツーの逆襲』と反出生主義」があ