1.はじめにより引用 最近、徳川家康が流行っていますね? 彼ほど日本史上で深い人物はいないのではないかというくらい、様々な面を持つ戦国武将です。彼について書かれた著作やドラマなどは数多く存在します。本書では、あえて家康を「実は愛にあふれた男だったんじゃないか?」という仮説をもとに検証していきます。そんなイメージなんかない、家康は狸男じゃないか? そういう声も聞こえてきそうです。しかし、彼について調べれば調べるほど、やはりそういうダークな一面もぬぐえないのは事実なのですが、いや実は愛にあふれていたのではないか? そういう見方もできるようになりました。本書を通じて、家康という男を今までと違った方向から見ることができるようになればこれ以上の喜びはありません。また、1人の人間というのもいろんな解釈でいろんなとらえ方ができるのだ、そんなことを感じていただければさらにうれしいです。では、家康の愛の世界に入っていきましょう。著者略歴和泉敏之 1986年香川県出身。2009年広島大学教育学部・英語文化系コース卒業。学校英語教師などを経て、現在はフリーランサーとして活動している。ライター、詩人z
1.はじめにより引用 最近、徳川家康が流行っていますね? 彼ほど日本史上で深い人物はいないのではないかというくらい、様々な面を持つ戦国武将です。彼について書かれた著作やドラマなどは数多く存在します。本書では、あえて家康を「実は愛にあふれた男だったんじゃないか?」という仮説をもとに検証していきます。そんなイメージなんかない、家康は狸男じゃないか? そういう声も聞こえてきそうです。しかし、彼について調べれば調べるほど、やはりそういうダークな一面もぬぐえないのは事実なのですが、いや実は愛にあふれていたのではないか? そういう見方もできるようになりました。本書を通じて、家康という男を今までと違った方向から見ることができるようになればこれ以上の喜びはありません。また、1人の人間というのもいろんな解釈でいろんなとらえ方ができるのだ、そんなことを感じていただければさらにうれしいです。では、家康の愛の世界に入っていきましょう。著者略歴和泉敏之 1986年香川県出身。2009年広島大学教育学部・英語文化系コース卒業。学校英語教師などを経て、現在はフリーランサーとして活動している。ライター、詩人z